1. 2025/05/07(水) 00:37:31
ネット上の性的広告、規制に賛否 「子ども保護」VS「表現の自由」:時事ドットコム
www.jiji.com
インターネット上にあふれる性的コンテンツなどの広告を巡り、子ども保護の観点から規制を求める声が強まっている。事態を重く見た政府は対応に乗り出す方針を示した。
従来は媒体側(メディア)と広告主が契約し、審査を経た広告を載せてきたが、近年「運用型」と呼ばれる広告が普及。広告枠に対し、閲覧者の属性や嗜好(しこう)を踏まえ広告主による入札が瞬時に行われ、チェックなしに広告が表示される仕組みだ。
このシステムを日本に導入した株式会社フリークアウト(東京都港区)の本田謙社長は、不適切広告の増加は媒体側が内容より収益を優先した結果だと指摘。「日本は無法地帯になっている。自主規制やガイドラインでは弱過ぎる」と述べ、法規制の必要性を訴える。
ただ、規制の検討には「表現の自由」が立ちはだかる。青少年インターネット環境整備法は「青少年有害情報」として「犯罪を誘因」や「わいせつ描写」などを例示するものの、政府が昨年9月に決定した第6次青少年インターネット環境整備基本計画は、憲法への配慮から「有害性の判断に国の行政機関等が干渉してはならない」と定める。
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出典:www.jiji.com