1. 2025/05/05(月) 13:59:59
今回、日本の交渉カードとして注目されたのが大豆。アメリカは世界第2位の大豆生産大国です。
これまでその大半を中国へ輸出。しかし、極端な高関税の応酬によって、中国との取引が止まる懸念があるなか、その分を日本が引き受けようというのです。
今、日本の大豆の自給率はわずか7%。アメリカからの輸入が増えて価格が下がれば、国産の農家はどうなるのかと、石塚さんは危惧しています。
大豆農家 石塚さん
「手間もかかるし、何か安定性がなくて、経営が成り立たないぐらい。だから大豆農家さんっていうのもどんどんいなくなって、国産大豆なくなるよなって」
弓削多醤油 弓削多洋一社長
「農家さんがすごく大変なことになるなと思っていたんだけど、一番大変なのは(国産)大豆を使ってる加工品業者じゃないかと、改めていま感じました。何とか国産大豆を守っていきたい」
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2回目の日米関税交渉で、貿易赤字の解消などを突き付けるアメリカに対し、日本が交渉カードとしたのは、大豆などの農作物でした。