1. 2025/05/05(月) 09:50:35
フェリーは神戸港を午後7時台に出港し、午前0時頃に高松港に着く。このプランの利用客は、高松に着いても下船の必要がなく、そのまま復路の便で翌午前5時に神戸港に戻ってくる。最長で午前7時まで部屋に滞在することができ、実質、神戸市内に宿泊したのと同じというわけだ。
料金は平日でロフト個室の場合、1人1泊4990円(税込み)。個室には3人まで泊まれ、1人分の追加料金は1990円だ。
4月28日には7組の観光客らが利用した。家族4人で京都や神戸を巡る石川県小松市の男性(30)は、「お得感があり、子どもも楽しめると思う」と話した。
同社の広報担当者は、「神戸からバスに乗れば万博会場に行くのも便利。宿泊に困っている人の力になりたい」と話した。
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大阪・関西万博が開催されている関西では、ゴールデンウィーク(GW)を迎えてホテルの予約が取りづらくなり、宿泊料金の相場が高騰している。1泊2万円を超えるカプセルホテルもある中、海上を運航するフェリーを安価で宿代わりに提供するプランも登場した。