1. 2025/04/22(火) 10:48:57
増田さん「もともと、犬は服を着ない状態でも体温調節ができることがほとんどです。小型犬は体の大きさの割に体表面積が広くなるため、熱が逃げやすくなります。秋田犬やシベリアンハスキーのような寒い地方原産の犬種に大型犬が多いのは、体の熱を極力逃がさないようにするための身体の変化といわれます。また、毛質も、寒がりか否かに影響します。『シングルコート』と呼ばれる副毛のないトイプードルも寒さに弱い傾向があります。比較的、皮下脂肪がつきにくく被毛の短いイタリアングレーハウンドも寒がりな犬種といえます。超小型犬にあたるチワワも含め、寒い時期には服があるとよいかもしれません。
逆に、大型犬で元気があり、被毛が豊かな犬種では、服を着る必要性が低いことが多いと考えられます」
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散歩時などに「犬に服を着せている」という人は多いと思いますが、「ストレスになるのでは」といった懸念の声も…。実際のところはどうなのか、獣医師に聞きました。