1. 2025/03/27(木) 22:55:11
なぜ『東京ラブストーリー』や『ロングバケーション』といった恋愛ドラマの金字塔的作品を何作も世に送り出し、“月9=恋愛ドラマ”のブランド化ができていたのに、『続・続・最後から二番目の恋』が“月9で最後の恋”になってしまう可能性があるのでしょうか?
=中略=
そんななか中居正広氏の女性トラブルから端を発した、フジテレビの女性上納疑惑が浮上。
この疑惑によって、スポンサー企業が一斉にフジ番組のCMから撤退する異常事態が起きたのはご存知のとおりですが、筆者は月9の“恋愛ドラマ離れ”に拍車を掛けるのではないかと推察しているのです。
というのも女性上納疑惑は、世間がフジテレビになんとなく抱いていた“イケイケなテレビ局”というイメージと無関係ではないからです。真偽はどうあれ、そういった企業風土の“闇”が悪しき慣習を生み出したのだと考える一般人は多いでしょう。
となると、たとえば『真夏のシンデレラ』のように、陽キャたちが恋を謳歌するような“イケイケな恋愛ドラマ”の制作はリスキー。
その作品にはなんの非はなくても、90年代のフジの黄金時代を彷彿させてしまうと、悪しき企業風土が培われた時代を象徴するようなコンテンツだと思われてしまうでしょう。SNSなどでは女性上納疑惑と絡めて、フジテレビは懲りてないとか、やっぱりチャラいとか、まだイケイケ体質から抜け出せてないとか、とばっちりで批判されかねないのです。
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いよいよ「月9」で恋愛ドラマが制作されなくなるかもしれません。特に恋愛強者たちの恋を描くような“イケイケな恋愛ドラマ”はかなり厳しいように感じます――。月9とは、月曜21時に放送されているフジテレビの看板ドラマ枠のこと。月9は1990年代に『東京ラブストーリー...