1. 2025/03/16(日) 13:12:26
その最大の理由は、日本では「どの大学の入試に通過したか」は重視されても、「大学で何を学んだか」が評価されにくいことである。専門の学位が評価されるのではなく、入試に通過したという「能力」が評価されるのだ。
海老原嗣生によれば、企業は新卒採用者の選抜にあたり、卒業大学のランクを重視している。企業がそれによって評価しているのは、「地頭のよさ」「要領のよさ」「地道に継続して学習する力」といった「ポテンシャル(潜在能力)」だという。
日本企業が求めているのはこうした潜在能力であって、大学などで学んだ専門知識ではない。
+262
-43
日本は、1980年代までは相対的に高学歴な国だったが、現在では相対的に低学歴な国になりつつある。