1. 2025/02/28(金) 10:10:59
あみ:そうして甘い汁を吸いながら30代に突入した頃、母が大企業に勤める15歳下の男性と再婚し、イタリアで結婚式を挙げるとのことで、半年で98キロから50キロ減量しました。あまり親子仲が良くなかったからこそ、式に呼んでもらえたことが嬉しくて。
――女子高生1人分の体重が消失した計算ですね。
あみ:やはり、一生残る写真だと思ってドカンと。痩せるのなんて“おちゃのこさいさい”ですよ。でも、スリム体型になったら、それまでの私に付いてくれていたお客さんが離れて売上激減してしまったという。
――その代わり違うタイプの男性からモテそうですけど。
あみ:浅く広くはモテたんですが、相手の好き度合いは低い感じがしました。新規の流入が増えたぶん、厄介ごとも増えただけというか。私も痩せている時の自分があまり好きじゃなくて。写真もあまり残していないんですが、キッツい性格悪そうな顔をしているんです。
――ふくよかな女性に親しみを覚える男性は意外と多いでしょうね。
あみ:ぽっちゃり女性は基本的に愛嬌のある子が多いんですよ。「二度と痩せない」という誓いを立て、再びぽっちゃりの道を進むようになってからは、私も自然と笑顔が常に溢れている感じがします。「痩せたら楽しい」「人生変わる」みたいな話って、個人的には幻想だと思います。
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今回は、名古屋のラウンジやキャバクラで長年働いてきた、あみさん(126キロ)にインタビューを敢行。体重100キロの大台を突破した経緯や半生を紹介する。