1. 2015/11/27(金) 17:34:47
ASは発達障害の一つで、生まれながらの脳の機能障害が原因とされる。これまでは、主に男性に起こり、男女比率は9対1だとされてきた。
だが、「どんぐり発達クリニック」(東京都)の宮尾益知院長によれば、同クリニックでは男性2、女性1の割合で、女性のASも少なくないという。(略)
女性のASの際立った特徴として大きいのは、中学から高校の思春期におけるガールズトークについていけないことだと宮尾医師は言う。
「アスペルガー症候群の人は、自分の趣味ややり方にこだわる一方、人の話に興味がもてない傾向がある。それが、女性の患者では『おしゃべりスキルの低さ』となって表れます。女性は他愛のないガールズトークによって人間関係を築いているところがありますよね」
出典:i.imgur.com
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男性に多いといわれていたアスペルガー症候群。だが、最近、女性にも少なくないことがわかってきた。患者たちは、時に男性より広く、深い、複雑な悩みを抱えている。「なんか、お化けみたいな、未確認物体みたいなものに対する恐怖なのかなあ」対人関係が苦手だという女性(23)は、自身の感覚をこんなふうに表現した。ある国立大学の大学院修士課程で、ゲームの人工知能を研究している。笑顔が印象的で、一見、普通の女の子。だが、話し方は少し幼く、取材中は、記者と目を合わせることがほとんどなかった。「怖いから、あまり(目を)合わせたくないなぁ、という……」