1. 2025/01/14(火) 22:17:54
――「家計のゆとり」を年収別に2021年と2024年を比較した結果が不思議です。500万円未満より500万円以上のほうが、「ゆとりがある」と答えた人が大幅に減ったのはなぜでしょうか。川上敬太郎さん 世帯年収が多いほど「ゆとりがある」と感じている人の比率が高い傾向にあることは、2024年も2021年も同様です。しかし、世帯年収が比較的少ない層は2021年の時点で「ゆとりがない」と感じていた人が8割を超える水準に到達していました。既に大半の人が厳しい家計状況におかれてしまっていたことになります。
その状況が、世帯年収が比較的多い層にも広がりつつあるということだと感じます。継続的な物価高に対して収入が変わらない、あるいは収入増が追いつかないままだと、これまでは家計にゆとりを感じられた層であったとしても厳しい状況へと追い込まれざるを得ません。
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コロナ禍の2021年に比べ、家計にゆとりにない人が増えていることが働く主婦・主夫層のホンネ調査機関「しゅふJOB総研」(東京都新宿区)が2024年12月17日に発表した意識調査「世帯年収とゆとり」でわかった。しかも、年収が高い層ほど「家計のゆとり」がなくなっている。