1. 2025/01/06(月) 11:30:26
幸せについて、いくつかの「基準」の組み合わせを試して考えてみた。すると、一点「モテ具合」という項目が異質で、どうやら妙に重要らしいことが分かった。各種の経験や豪邸の所有のような自由はお金で買える。名声も買えないことはない。ある種の人間関係までもお金で買えないことはない。
しかし、ナチュラルにモテるという状態をお金で買うことは、難しい。そして、「ナチュラルに」モテているのでないと、本人はかえって精神的に屈折してしまう。
(中略)
女性において「モテ」がどれくらい大切なのかは、実感としては分からない。だが、たぶん、男性に近いくらい重要な要素なのだろうと推測できる。
さまざまな動物の生態が紹介されるテレビ番組をよく見るのだが、生まれて、厳しい環境をくぐり抜けて運のいい個体が成長し、ほぼ生殖の相手を得るためにだけ競争して死んでいく。特に雄はそうだ。人間もこれに近いのではないか。
モテない男は幸せそうに見えない。
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たいていの人間は幸せでありたいと願う。では、幸せを感じる「要素」、あるいは「尺度」は何か。多くの先人がこの問題を考えている。 父はこの問題に暫定的な結論を得た。人の幸福感はほとんど100%が「自分が承認されているという感覚」(「自己承認感」としておこう)でできている。そのように思う。