1. 2025/01/01(水) 19:48:01
まず、神様が嫌うものは「不浄(きれいではない状態)」です。不浄は疫病の原因になるからです。
昔の神社は、神様に祈ったり感謝を伝えたりしたい人たちが集まるコミュニティセンターのような場所でした。もしそこに疫病にかかった人が入ってきたら? 集団感染が起こり大変なことになります。ですから、「神様は不浄を嫌う」とされ、病原菌を神様のもとに持ち込まないよう人々は自重したのです。
一方、神様が好きなものは「常若とこわか」です。常若とは、神様の宿っているものを「常に若い(新しい)」状態にしておくこと。神様が宿る先は、おもに神社、御神札おふだ(お札)、お守りなどです。
これらが古くなれば、宿っている神様の力も弱ってしまうため、神様の宿る器を定期的に新しいものにして「常若」の状態を保ち、神様のエネルギーを若々しい状態に保っています。
じつは、我々もふだんから「常若」を実践しています。外出後は手洗いやうがいをする、夜はお風呂に入る、毎日服を着替えることで健康を維持しています。そうです、「常に清潔でいる」ことのメリットは、人間も神様も同じ。
清潔でいることで病気を防ぎ、安心して気持ちよく暮らせる。当たり前のことですが、これも開運につながる行動です。
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新年、初詣を考えている人は多いでしょう。