1. 2024/12/26(木) 12:17:59
救急車へのクラクションのほか、「病院を探そうとすると、○○病院はこの前対応が悪かったから嫌だとごねる」「希望の病院じゃないなら行かないと言って歩いて降りていく」「深夜、病院に行きたいけどタクシーに乗るお金がないからと言って救急要請」「自分で病院に来たものの、救急外来が混んでいて待ち時間が長いからと病院の前で救急要請」「話し相手が欲しいからと救急要請」「笑いながら動画撮影してくる酔っ払い」「酔っ払って寝ているところを起こすといきなり殴りかかってくる」。それに、「バカなの? などの暴言を吐く」……。実例を聞くと、暴力行為は言語道断で、閉口してしまう内容ばかりだ。
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「挙げればキリがないですね……」。中部地方の都市で勤務している救急救命士は、市民や患者からのクレーム・要求が増えている状況にため息を漏らす。救急救命士の国家資格を取得して12年。現在の階級は「消防司令補」で、救急隊長の役職を担っている。人命救助のプロだ。