1. 2024/11/17(日) 21:41:19
このように、女性の天才も多数いるわけですが、頭の良さに関していえば、ルネ・デカルトやアルベルト・アインシュタインなどの男性を思い浮かべることが多いのではないでしょうか。もちろん、男性のほうが天才が多いと言いたいわけでありません。哲学や数学、物理学などの「頭の良さ」が必要そうな分野には歴史的に男性が多く、男性が主要な役割を担ってきたため、男性のほうが思い浮かびやすいというだけのことです。
個々人のレベルでは、頭のいい男性もいれば、頭のいい女性もいます。ですが、そのような個々人を基に、「男性は頭がいい」という主張はできません。というのも、これでは身近に頭のいい人がいるかどうかに左右されてしまうからです。残念ながら、多くの人はこういう思考をしてしまっています。せいぜい数名の例に基づき、男性は頭がいいと考えてしまうのです。
性差に限らない話ですが、世の中にあふれる疑似科学は、事例に基づいていることが少なくありません。少数の事例を基に、全体がそうであるかを語るという手法です。がんの治療法とか、子育て法とか、自身の体験などに基づいてあたかも全体に当てはまるように語ります。ですが、これは科学的には誤りであり、誇大広告と言えます。
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「男の子は、良くも悪くも、ずっとバカ。でもそれが可愛いらしいの~」これは、あるテレビ番組で子育て中のタレントが発した言葉の一部です。こうしたフレーズは、親同士の会話の中でもよく聞かれます。