1. 2024/10/29(火) 16:53:44
(略)お父さんは『これ以上、かかと息子に手を出さんでくれ。息子が死んだら強盗殺人罪だぞ』と言いましたが私も『わかってる。こっちも殺したくてやってるんじゃない』と言いました……」
息子はこのときの攻撃を受け、一時重体となり、高次脳機能障害を負った。
事件当時、永田被告は〈強盗は5年で刑務所から出てこれる〉と思っていたという。逮捕後に、自身が犯した強盗致死の量刑相場(=無期刑または死刑)を知り〈長くブチ込まれるなら死んだほうがいい〉と死刑を目指すことを考え、取り調べにもまともに応じず、移送の際は報道カメラに向かって笑いながら中指を立てるなどしていた。
ところが、取り調べでの各事件の捜査員との対話の中で、
〈法廷でもそんな態度で臨むのは被害者や遺族のためにならんぞ〉と諭されたことを明かし「正直、人を殺した僕は人じゃない。そんな最低な人間に、なんでこんなに優しく……と感謝してます」
「裁判は加害者の人権を重視しすぎてます。ですが、被害者やご遺族の気持ちを汲んだ上で、極刑を下してください。心より申し上げます」
+35
-569
永田陸人被告(23)…広島市内の時計買取販売店兼住宅への強盗…ここには父親(当時81)、母親(同75)、事件で大きな被害を負うことになる息子(同49)が住んでいた。 「フルスイングで後頭部めがけて殴りました。反動でモンキーレンチが後ろに飛んで行きました。…