1. 2024/10/20(日) 23:30:14
2022年7月頃になると、前田被告は山口被告と同居する自宅アパートに被害者の男性を頻繁に連れ込むようになり、3人で生活するようになる。これを山口被告は快く思っていなかったという。
3人での生活はすぐに破綻。2022年8月、前田被告は男性が「自分の障害をバカにしている」などと伝え聞き、そのことに腹を立て男性に暴行を加えるようになる。また、男性にウソをつかせ、男性が父親や友人から借りた金を巻き上げていた。
2022年10月から11月にかけては金を借りることができなくなった男性に対する暴行がエスカレート。電動ドライバーの先端で足を刺すなどしてけがをさせたほか、同居している家を出るか便を食べるかの選択を迫るなどした。男性は、山口被告らから暴行を受けることで肉体的にも精神的にも追い詰められ、逆らうことが出来なくなっていたという。
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事件が発覚したのは、年の瀬も押し迫った2022年12月30日夜。宮城県警は急遽、会見を開き「死体損壊、死体遺棄事件」で容疑者2人を逮捕したことを発表した。 逮捕されたのは住所不定・無職の前田広樹被告(32)と山口優被告(33)。 ※住所や職業は起訴時、年齢は2024年10月17日現在のもの 2人は前日、「話したいことがある仙台市内で死体を遺棄した」などと青森県警察署に自首してきた。