1. 2024/09/15(日) 10:31:37
プリキュア制作側 ネタ尽きてきた - Yahoo!ニュース
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女の子が変身して敵と戦う東映アニメーション制作のアニメ「プリキュア」(テレビ朝日系)が、放送開始から20年を迎えた。1年ごとに登場人物や設定を変えるスタイルで、同社制作の「戦隊もの」などと同じように、シリーズものとして定着。生みの親である執行役員の鷲尾天(わしお・たかし)エグゼクティブプロデューサー(EP)に尋ねると、ロングヒットの裏にある流行の波と、世相の変化が見える。
節目となる作品では、社会性の高いモチーフに挑んできた。15作目の「HUGっと!プリキュア」(平成30~31年)の主人公たちは空から降ってきた赤ん坊の世話をするが、バトルに臨む際は男性キャラクターに世話をバトンタッチする。育児休暇や仕事と育児の両立といった社会的な課題に、関心が高まっていた時期だった。
20作目となる「ひろがるスカイ!プリキュア」(令和5~6年)は、シリーズ初の男の子のプリキュアが誕生した。性別にとらわれないジェンダーレスへの意識が高まる中、「ずっと前から、男の子がいてもおかしくないと考えていました」と鷲尾EP。子供たちにどう受け止められたのかが分かるのは「彼らが成長して、自分の考えを自分の言葉で話せるようになってからです」とも語る。
企画には毎年、スタッフ全員が頭を悩ませてきた。現在放送中の「わんだふるぷりきゅあ!」は、ペットの犬や猫がプリキュアになる。「もうネタが尽きてきた」と鷲尾EPは笑う。
アイデアは将来に向けて温存せず、目の前の作品に全てつぎ込んできた。シリーズが始まったとき、スタッフたちは1年間続けることしか考えていなかったという。今も長く続けようとは考えていない。鷲尾EPは「続けることを意識したら、終わりますから」と話した。
出典:www.sankei.com
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