1. 2024/08/02(金) 12:10:16
未成年者や大学生は違います。特に年齢が低いほど「誰かに見せびらかしたい」という気持ちが大きいのです。だから、すぐに友達に拡散します。拡散された人もまた誰かに拡散します。その結果、発覚した時は、相当拡散しているというリスクがとても高く、そうなると削除も難しくなります。盗撮被害に遭うと、被害者は日常生活を送ることが困難になります。まず、いつ盗撮されていたのか自覚がないので、いつでもどこでも盗撮されているかもしれない、という不安に苛まれます。家から出られなくなる人もいます。(略)
特に学校関係の場合、加害者と被害者が身近な関係にあります。「たくさんの同級生や先輩が私の裸を見たかもしれない」という気持ちから、学校に行くこと自体が苦痛になることは当然です。
ところが、学校側が、「加害者にも未来がある」などと言って、適切な指導をしない場合があります。被害者は抗議したくても、「内申点に影響するかもしれない」「受験の推薦をもらえないかもしれない」などの恐怖心から、泣き寝入りせざるを得ないことがあります。そうすると、加害者は反省や更生の機会を失い、盗撮を繰り返すようになります。より悪質な犯罪者に成長し、つらい人生を送ることになるのです。
繰り返しになりますが、「すべての学校に盗撮事件がある」と考えて対策を講じることが重要です。
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盗撮にはさまざまなパターンがあるのですが、私が特に危機感を抱いているのは、「加害者も被害者も未成年者」というケースです。学校の部活の更衣室に隠しカメラやスマホを設置して盗撮したり、修学旅行先で入浴中の女子生徒を盗撮したりする行為等です。学校の教室の中でも盗撮は行われています。