1. 2024/07/28(日) 10:14:36
一刻も早く現場に向かう玉谷巡査長の乗るパトカー。
そして、ライフジャケットを届けるべく、後続する車両。
その間に、自然が立ちふさがった。
土砂崩れが発生し後続車両が巻き込まれたのだ。
車両は動けなくなり、乗っていた警察官は自力で脱出。その後新庄警察署に戻った。
ライフジャケットは、届かなかった。
玉谷巡査長のパトカーが水没することになる現場付近まで1キロもなかったとみられる。
そして、午後11時43分。玉谷巡査長から携帯電話を使って110番通報が入った。
「パトカーごと流されている」
周りの音が大きく、聞き取れたのはこの言葉だけ。
45秒ほどの通話時間は、通報を受けた通信指令課の担当者の呼びかけのほうが多いほどだったという。
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記録的な大雨となった山形県新庄市で、救助に向かっていたパトカーが流され警察官1人が死亡した。殉職したのは、新庄警察署の玉谷凌太 警部補(巡査長から2階級昇任)26歳。新庄警察署の真室川駐在所に勤務する警察官だった。