1. 2024/07/22(月) 13:26:17
出典:prcdn.freetls.fastly.net
なお、有料席の設定がある79大会のうち、最も高額な有料席は「2024松江水郷祭湖上花火大会」(島根県松江市・8月3日~4日開催)で販売された「VIPテーブル席」(定員4名)の16万円(1席あたり4万円。専用トイレ、飲食、飲み放題付)。
花火大会では、運営費支出の多くを占める花火の打ち上げコストの増加が続いている。
ロシアのウクライナ侵攻の影響を受け、原料となる火薬類が大幅に値上がりした2022年当時に比べると価格は低下したものの、依然として高止まりが続いている。
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■高額席で「売れる」「売れない」二極化が進行 価格に見合う価値の提供が課題
値上げの動きが「モノ」から「サービス」へと広がるなか、テーマパークやイベントなどコト消費にも「一部有料化」や「高額化」の動きが急速に広がっている。
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国内で7~9月に開催される主要な106の花火大会のうち、約7割にあたる79大会で観覧エリアに「有料席」を導入していることが分かった。2024年は新たに4大会で有料席の販売が開始されたことで、開催の中止などによる減少分を含め、前年開催時の77大会から2大会の純増となった。有料席を導入した花火大会の中には全席指定に踏み切ったケースもあり、花火大会の有料化が全国で広がっている。 最前席や区画当たりの面積を広く確保したテーブル席、グランピングシート席など、多様な種類の観覧席が導入される最高額席の2024年平均は3万4064円だった。