1. 2024/07/16(火) 22:44:45
日本では、安全面での懸念からペットボトル入りの牛乳の製造は食品衛生法で禁じられていた。乳業メーカー側の要請を受け政府は2007年、「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」(乳等省令、現・乳等命令)を改正。雑菌が繁殖しやすいなどの特性に注意することを条件に、解禁された経緯があるという。
<中略>
「流通量は少ないが、タカナシ乳業(横浜市)が取り扱っている」と聞き、同社に詳細や開発経緯を問い合わせると、書面で回答が得られた。
同社は、17年4月からペットボトル容器の牛乳を販売する。容器の形状が牛乳瓶型で、「瓶容器の親しみのある形状も生かし、差別化できると考えて商品化に着手した」(商品部)という。
出典:www.agrinews.co.jp
しかし、大手を含めほとんどのメーカーは解禁から15年以上たっても商品化していない。同協会によると、衛生面への根強い懸念や容器の開発、設備投資に高いコストを要することなどが背景にあるという。
同社も「牛乳は日用必需品として購入されることが多く、デザイン性や付加価値を求める人が少ない」(同)ことを指摘する。
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四角い紙パックや瓶での販売が一般的な牛乳だが、茶など他の飲料のようにペットボトルに入った商品はなぜ身近にないのか。軽くて持ち運びやすいため、ニーズもあるように思える。