1. 2024/07/01(月) 11:37:27
「僕はここ渋谷が職場なんですけど、ゴミとか落ちていてすごく汚いじゃないですか? なので、街の美化をしてくれる人に投票しようと思っています。あとは、上の世代にハッキリと物を申してくれる人がいいですね」(30歳男性・会社員・大田区)「今回初めて選挙に行きます。学生時代は政治に関心がなく『なんとなく』の4年間を過ごしていましたが、社会人になってから税金の重みや円安などの問題点に目を向けるようになり、都政にも関心を持ち始めました」(24歳男性・会社員・練馬区)
(中略)
「ポスター騒動は、社会が不安定な状態だということを表していると感じています。あの手のポスターはおかしいことだと思いますが、ああやって選挙で遊ぶのは、社会が不安定だからでは」(25歳男性・会社員・八王子市)
同男性はさらに、問題は立候補者ではなく有権者にもあり、背景に「ゆとり教育」があるのではという持論も語った。
「今はゆとり教育を受けた『ゆとり世代』が多く社会に出ていますが、彼らは『怒られる』という経験をあまりしてこなかったじゃないですか? そのせいで大抵のことは許されると思っているフシがあり、不適切なポスターもさほど問題だと思わないから、貼る人も現れてしまうのでは」(同男性)
+7
-6
すでに期日前投票が行なわれている東京都知事選挙。56名もの候補者が乱立するほか、選挙掲示板のポスターをめぐって警視庁から候補者へ警告が入るなど、前代未聞の事態が相次いでいる。さまざまな意味で“カオス”な今回の選挙に対して、Z世代の若者たちはどう見ているのだろうか。Z世代を中心とした都民100人に調査したところ、「若者の政治離れ」というイメージとは相反する意外な傾向がわかった。