1. 2024/06/26(水) 09:14:01
それにしても気になるのは脅迫ファクスを送った犯人の正体だ。どうしてスイスにオランダなのか。ファクスというのも時代錯誤だ。ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「送信の仕方はいくつか考えられるが、可能性が高いのはVPNを利用したものではないか」と指摘した。
VPNとは仮想プライベートネットワークのことで、匿名性と機密性が高いという。「ファクスはインターネットでできます。VPNを通せば日本にいながら海外から送信したように偽装できる。おそらく送信元がスイスやオランダになっているのは、使ったVPNのサーバーがスイスとオランダにあっただけで、意味があるわけではないでしょう。犯人の意図ではない」(同)
VPNはセキュリティーの高さがウリだ。「通信しているのが分かるとのぞき見されるリスクがある。だから、トンネルを通ってバレないように通信をするのがVPNのイメージです。匿名性が高いため、発信元を特定するのは難しいでしょう」(同)。犯人のもとにたどり着くのは困難かもしれない。
関連トピック
蓮舫氏に殺害予告「硫酸手に入れた」「めった刺し」都知事選事務所などにファックスで 警視庁が捜査
girlschannel.net
蓮舫氏に殺害予告「硫酸手に入れた」「めった刺し」都知事選事務所などにファックスで 警視庁が捜査 捜査関係者によりますと23日午前、都内にある蓮舫氏の選挙事務所や立憲民主党の関係先に「私は硫酸を手に入れた。立憲民主党の議員と家族にアタックする」「蓮舫...
+4
-7
異常な東京都知事選(7月7日投開票)だ。小池百合子都知事と蓮舫氏に対して「硫酸をかける」「爆薬を仕掛けて爆破する」などの殺害予告のファクスが届くなか、25日もそれぞれの活動が行われた。公務に精を出す小池氏に対し、蓮舫氏は街頭に出て支持を訴えた。ファクスは海外から送信されていたというが、果たして犯人は本当に外国在住なのか――。