1. 2024/06/06(木) 17:08:27
■塾講師の75%が中1の定期テストが「難しくなった」と回答
毎日個別塾5―Days(広島市南区)で広島市北西部エリアのマネージャーを務める坂本慎弥さん(35)
「小学校の授業は会話によるコミュニケーションが軸。それなのに読み書きも習ってきたように中学で授業が進んで戸惑ったり、テストで点を取りこぼしたりしてしまっている」
坂本さんは保護者に「まずは今の英語の難しさを知ってほしい」と訴える。親に叱られ、子どもが自信をなくすケースもあるからだ。「中1のつまずきなら立ち直れる。子どもが諦めてしまうのを避けなければいけない」と強調する。
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「中学で英語が嫌いになった」。広島市立中2年の女子生徒(13)はしょげた様子で打ち明ける。「小学校の授業は遊びながら勉強する感じだった。中学は覚えることが多過ぎて…」。1年生の後期期末テストは20点台。同級生にも英語嫌いは多く、学年の平均点も40点台だったという。 扱う単語の数は、以前は中学で1200語だった。今は小学校で600~700語、さらに中学でも1600~1800語に増えた。文法は現在完了進行形などが高校から中学に下りてきた。「話す力」を伸ばすことも求められている。