1. 2024/05/27(月) 15:49:17
ただし、上目遣いを使う上での注意点も。「誰でも上目遣いをすれば可愛く見えるかと言うと……そうではありません。最近の研究では10~20代の女性からは『ラクトンC10・C11』という香りの成分が分泌され、これは年齢を重ねるごとに減少していくことがわかっています。保護欲は“若さならではの要素”が相まって刺激されるのだと考えられます。あざとさは10代~30代前半くらいまでの魅力であり、それ以降はまた別の魅力を備えなくてはいけないと考えられます」(小谷准教授)
【上目遣いのほかに人を惹きつける行為とは?】
「髪を右耳にかける時、普通は右手を使いますよね。ですが、あえて左手を使うことでより魅力的に見えます。『クロスの仕草』とも言いますが、“わざわざクロスさせる”ということがポイントなのです。一見非効率的な仕草が、相手を“おっ”と思わせ惹きつけるのです」(大坊名誉教授)
出典:jocr.jp
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東京未来大学こども心理学部の小谷博子准教授は 「赤ちゃんの顔は、『体に対して目が大きい』『すべてのパーツが顔の低い位置、かつ真ん中に寄っている』『顔面を占める額の割合が大きい』という特徴があり、この特徴によって条件反射的に保護欲を感じさせるのです。上目遣いは正面から見た時に比べて、遠近法により自身の顔を赤ちゃんの顔の特徴に近づけさせることができます。上目遣いは疑似的に赤ちゃんを真似ることで、相手の『守ってあげたい』という“保護欲”を刺激するのです」