1. 2024/04/29(月) 22:56:09
竹田市もそんな課題を抱える自治体の1つ。
市内に住む、2024年6月に出産を予定している女性は、検診の際には約1時間かけて大分市内の産婦人科まで通っている。
女性は「出産するのは命を授かっているので、何かあったときにすぐ対応できる施設が無いのはやっぱり不安」と話す。
住む場所によっては、妊婦さんが「遠距離出産」となる大分県内の現状…そんな中、行政では不安解消のためのサポートを行っている。
竹田市で昨年度から始まったのが検診や出産時の「交通費や宿泊費の助成」である。
例えば検診の際の交通費について、タクシー以外の場合は往復1000円、タクシーを利用する場合は1万2000円を上限に助成。
また、出産の際に、医療機関の近くの宿泊施設を利用した場合は1泊あたり最大5000円を助成している。
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いま、産婦人科の中で「分娩が出来る医療機関」が全国的に減っている。そのため、妊婦さんが出産する際、住んでいる場所から遠く離れた医療機関で行う「遠距離出産」を余儀なくされるという課題があるという。大分県内の現状を取材した。