1. 2024/04/21(日) 13:32:20
── 1983年の来日以降、夫、デーブ・スペクターさんとともに都内のホテルで生活されていたそうですね。ホテル暮らしが始まった理由を教えてください。
京子さん:夫の仕事で来日して以降、日本とアメリカを行き来していたため、ホテル暮らしの方が身軽だったということが理由のひとつです。もうひとつの理由は、結婚当初から夫に「君が苦労するのは見たくない。家事はやらなくていいから」と言われていたことです。ホテルに滞在していれば、掃除もメイドさんがやってくれますし、レストランで食事も可能。夫が思い描くライフスタイルが、ホテルに暮らすことで実現していたわけです。
── 素敵な旦那様ですね…!ホテル暮らしで困ったことはありませんでしたか?
京子さん:「暮らすのに何倍ものお金が取られること」でしょうか。公衆電話の代金も、通常は10円のところを、ホテルでは30円かかっていましたし、ホテルでの食事も割高です。衣類の洗濯もホテルのクリーニングに依頼していましたが、靴下1足に1000円かかっていて。買い物に出た時に「3足1000円」の靴下が売られているのを見て、「買ったほうが安いのでは」と真剣に考えてしまいました。
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── マンションに引っ越そうと思い至ったのはなぜでしょうか?
京子さん:ある時、都内の高層マンションに住んでいる友人から「花火大会があるから遊びに来ない?」と誘われたんです。友人宅に行ったら、窓から花火が上がる様子が間近に見えて。その景観に感動して「ここに引っ越したい!」と考えました。
・自宅のリビング
出典:chanto.ismcdn.jp
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京子さん:引っ越し後、「料理ができる!」と喜んで、調理器具を買いそろえたのですが、長年台所に立っていなかったので、包丁で指を切ってしまったんです。それがきっかけで、夫に「何もしなくていいって言ったのに!」と叱られてしまい…。以降、料理は外食が基本です。
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経営者として、タレントとして幅広く活躍する京子スペクターさんは、ライフスタイルコーディネーターとしても活躍されています。