1. 2024/04/15(月) 15:36:47
■“心の知能指数”が低いエリートは意外と多い
健治さんは39歳ですから年齢で判断するなら立派な大人ですし、難関大学卒のエリートですから頭もいいという先入観があるのでしょう。
しかし、精神年齢が未成熟で中身はお子ちゃまというアラフォーは決して少なくありませんし、ハイスペでも学校のお勉強の成績や与えられた仕事に対してのスキルが高いだけで、“地頭”が悪いというケースも少なくありません。
「ハイスペ年上彼氏」でも、“心の知能指数”と呼ばれる「EQ」が低く、問題に直面すると思考停止になってしまうという男性は、意外といるのです。
余談ですが、「ハイスペ年上彼氏」は自分のキャリアのみを客観視して、自身でも“大人で頭がいい”と思い込んでおり、実は精神年齢が低いことや地頭が悪いということの自覚が薄いというパターンは往々にしてあります。
出典:joshi-spa.jp
ここまでの説明をすると、瞳さんは「20代の若者ならともかく、40代目前までそうやって生きてきたのなら、ここから人間的に成長するのって難しいかもしれませんね……」と感想を漏らしました。
まさに瞳さんの言うとおり。
そういった“逃げグセ”は一朝一夕で培われるものではなく、おそらく40年近くずっとそのスタンスで生きてきたのでしょうから、それまでの人生で染みついた性質をアラフォー男性が変えていくことは相当難しいこと。
40代からでも人間的に成長し、精神年齢が成熟して問題解決能力も上がっていくという人もいますが、逆にもうほとんど成長できず一生お子ちゃまなままという人も多いのです。
ですから瞳さんは、問題解決が苦手という要素も健治さんの本質の一部だということを現実として受け止めたうえで、本当に彼を生涯のパートナーとしてもいいのかどうかということを、改めて考えるタイミングなのかもしれません。
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今回のご相談者である瞳さん(仮名・27歳)は、お見合いパーティーで一回り年上の健治さん(仮名・39歳)と出会い、交際1年。彼からプロポーズもされているそうですが、…「あれ? と思い始めたのは、私の父親が12歳差にちょっと難色を示しているということを、彼に伝えてからでした。……で、そのことを彼に伝えてから、私の両親への挨拶の日取りが全然決まらないんですよね(苦笑)」…彼はいわゆる“逃げグセ”があって、問題に直面すると思考停止してしまうタイプなのかもしれません。彼は直面している問題を乗り越えるための思考を働かせることができず、先延ばしにして現実逃避しているのでしょう。