1. 2024/04/15(月) 11:31:56
「その後も、中村氏が『3万枚売る』と豪語していたチケットは、開催数週間前の段階で、2000枚程度しか売れていなかった。中村氏は、『駐車場利用料やフードの売り上げでカバーできるから問題ない』と言い張っていましたが、誰が見ても大赤字確定でした」
そして迎えたフェス前日、誰もが予想しなかった展開となる。大雨により会場周辺で大規模な停電が発生。フェスが中止に追い込まれたのだ。
「ただ、天災などによって中止になった場合には保険によって返済することになっていました。中村氏からも、『中止の場合は1億1900万円の保険料が支払われるので、それで返済する』と伝えられていた。フェスは失敗に終わりそうだったので、私はむしろ大雨によって救われたと思ったくらいでした」
しかし、それはぬか喜びだった。
「彼からの保険支払いの報告を待っていましたが、中村氏は急に弁護士を立て、こちらからの直接の連絡を受け付けなくなったのです。その後、弁護士とのやり取りの末、昨年8月に2000万円が返済されましたが、10月に中村氏の弁護士が突然辞任してからはまったく連絡が取れていません。LINEを送っても既読もつかない状態。連絡すら取れないというのは、あまりにも不誠実です」
貸した人たちがブチギレ…!「1億円金銭トラブル」の「ガキ使」名物Pが語った「呆れた言い訳」(週刊現代) | マネー現代 | 講談社
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貸した人たちがブチギレ…!「1億円金銭トラブル」の「ガキ使」名物Pが語った「呆れた言い訳」(週刊現代) | マネー現代 | 講談社
「実は昨年8月にガキ使をはじめ、テレビの仕事を全部降りたんです。(テレビの仕事だけだと)もう返すアレがないので。もっと大きなプロジェクトをやらなければと」
なんと、約30年務めたガキ使のプロデューサーの職を辞したというのだ。その「大きなプロジェクト」の一つとして、中村氏自らが製作総指揮を務める北乃きいと本郷奏多のW主演映画を今年7月に公開する予定だという。
「それである程度回収して返さないと……」
そう話した中村氏だが、取材の最後には突如、こうため息をついた。
「でも、これが記事に出るとなると、全部潰れそうな気がしてきましたね。わかりました。もう諦めましょう、全部」
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性加害報道によって松本人志(60歳)が芸能活動を休止したことで、存続が危ぶまれている日本テレビの看板バラエティ『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』。その裏で、番組の行く末を左右しかねないもう一つのトラブルが本誌の取材で明らかになった。