1. 2024/04/07(日) 19:11:49
密漁はかつて漁業者によるものが大多数で、大半がルールを知り尽くした「確信犯」の仕業だったが、状況は一変。漁業者以外による高級魚介の組織的な密漁は、巧妙化、悪質化している。関係機関によると「改造したエンジンを搭載した船で、取締船を振り切って逃げたり、取締船のパトロールを察知したりしてアワビなどを捕っていく」という。貝類のほか、コンブやワカメ、ヒジキといった海藻類も狙われている。
海のレジャーで密漁に該当する行為が行われるケースも多いという。磯遊びや潮干狩りなどで、その地区の海辺のルールをよく知らずに貝類などを捕ってしまう人がいるほか、ルール違反に気付いても無視して行ってしまうことが多いようだ。関東の自治体の関係者は「浜辺でベーバキューなどをしながら、海に入ってアワビやサザエなどを捕って、焼いて食べたり、潮干狩りで禁止されている漁具を使ってアサリやハマグリなどを大量に捕る例があった」と打ち明ける。
出典:newsatcl-pctr.c.yimg.jp
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罰則強化でも…後を絶たない密漁 「レジャーのついで」も要注意(時事通信) - Yahoo!ニュース