1. 2024/03/28(木) 15:06:34
■「低収入・長時間労働」なアニメ業界の実態調査
出典:api.kai-you.net
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■中央値は月間225時間 アニメ業界の超長時間労働
労働時間について、全体の71.4%が1日8時間以上、30.4%が10時間以上働いており、平均月間休日数は58.8%が6日未満であると回答した。
これらを元に、アニメ業界従事者の月間平均労働時間を計算すると、平均が219時間、中央値が225時間、最大で月間336時間働いているという結果に。
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この労働時間は年齢が高くなっても改善される傾向は薄く「業界の慢性的な人材不足の問題が数値として表れた」と分析している。
■約4割がアニメ関連月収20万円以下
収入については、全体の37.7%がアニメ関係からの仕事が月収20万
円以下、年収に換算すると240万円以下であると回答した。
月間平均収入と労働時間を掛け合わせて、時給換算すると、600円~800円相当の割合が14%と最も多く、中央値は1111円という結果になる。
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一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟(NAFCA)が、アニメ業界従事者への実態調査を実施。323件の回答をもとにした調査結果を3月27日に発表した。 アニメ業界従事者の月間平均労働時間は、平均で219時間、中央値が225時間であり、最大で月間336時間働いていることが判明。 また、時間単価(いわゆる時給)で見ると、600円~800円相当が14%と最も多く、中央値は1111円であることが明らかになった。