1. 2024/03/26(火) 23:29:34
集英社オンラインでは、若者の街・渋谷で”令和のサークル事情”について取材。しかし前述した通り、現役の大学生からはいわゆる「飲みサー」や「ヤリサー」といったサークルの話はほとんど出てこず、「そもそもサークル活動にあまり興味がない」「サークルには入っているけど、そんなベロベロになるまで飲まされない」といった回答が半数を占めた。
しかし、その手のサークルが完全に消滅したわけではない。取材を進めるうちに、現役大学生からは別にこんな声も聞こえてきた。
「去年の新歓で、女性を騎馬戦のように担ぎながら『ワタシといかが?』って聞き回っている陽キャっぽいサークルは見かけました。少しでも興味を持っている子に対しては、肩に手を回してどこかに連れていってたし、友達との間でも『誰があんなヤバイサークル入るんだよ』とネタにされてました」(大学2年・男性)
その一方で、現役大学生とは対照的に、コロナ禍前にキャンパスライフを過ごした元大学生からは強烈な回答を複数得られた。2021年に都内の有名私立大学を卒業したという25歳・男性は「一歩間違えれば、ウチのサークルもBADBOYSみたいにSNSで晒されてたかも」と当時を振り返る。
「自分が入ってたサークルは有名な『飲みサー』で、ふだんの飲み会でも卓ゲロするヤツが続出するので、居酒屋側に清掃費を請求されるのは日常茶飯事。なかでもヤバかったのが夏合宿で、サークルの恒例行事として女子の前で全裸でイッキ飲みするんですよ。しかも過去には、酔いつぶれた女子の陰部にイタズラしたみたいな話も聞いたこともあります。あんな光景、誰かがSNSにアップしてたら炎上して人生終わってましたね(苦笑)」
「そこはオールラウンドサークルという位置づけなのですが、とにかく性に乱れているといいますか…。上級生による”お持ち帰り”は毎回のようにあるし、なかにはサークルの上級生全員と“シタ”ことある女性もいて、先輩たちからは影で『フリーWiFi』って呼ばれてました。
また、そのサークルでは女性たちが飲み代をすべて払う慣習もあって、女性が男性を養うために、ほぼ全員が水商売で働いていました。それこそサークル内の推しメンに貢ぐために風俗で働いている子もいましたし、在学中にAVに出た子がいたって話も聞いたことがあります。夏合宿も貸し切り露天風呂に男女一緒で入るのが恒例行事になってるとかで、そういう異様なノリがキツすぎて半年で辞めちゃいましたね」
その一方で、完全にアウトなサークルに所属していたという人物も。2022年に大学を卒業したという24歳・男性は、「1年生のころに入ったバンドサークルに大麻が蔓延していて…」と語る。
「別に表向きはふつうのサークルだったんですけど、ある日、先輩の家での宅飲みに参加したら、そこに集まった上級生たち全員がジョイントを回してて…。もちろん僕は断ったのですが、みんな目が真っ赤で異様な光景だったことを覚えています。さらにそこでは『バイブス』と呼ばれる恒例行事もあって、大量のせき止め薬を交ぜたシーシャ(水タバコ)を吸ってラリってる先輩もいました。この日を境にすぐにこのサークルとは縁を切りましたね」
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神戸大学の非公認バドミントンサークル「BADBOYS」に所属する学生たちが迷惑行為を行なった動画がSNSで大炎上した問題で、大学当局は3月25日に会見を開き、同サークルを無期限の活動停止処分にしたことを発表した。