1. 2024/03/24(日) 18:59:24
(※リンク先には閲覧注意な画像もありました)国立感染症研究所によりますと、梅毒の感染者のうち、性風俗産業を利用したことのある男性はおよそ4割、性風俗産業に従事したことのある女性がおよそ4割を占めていますが、性風俗産業の利用歴や従事歴のない人の感染も多く見られます。
また東京や大阪といった大都市だけの問題ではなく、富山県内でも2011年以降増加傾向が続いていて、2021年には過去最多の48例が報告されました。
これについて富山県衛生研究所の大石和徳所長は…。
富山県衛生研究所 大石和徳所長:
「富山県内でも症例は着実に増えてきて、以前から県のホームページでも注意喚起をおこなってきました。昭和の時代には臨床の場でもほとんど見なかったので、医療機関も梅毒を疑うことがなかなかぱっと浮かばない場合もあるわけですよ。セーフセックスという、コンドームを正しく着用したり清潔な性交渉をしたりなど、簡単なことができてない人たちが一定数いて、それで広がっているということだと思うんですね。2022年には全国で1万人を超えて、今年はもっと1万4000人を超えて、いい加減止めないと、大変なことになるという危機意識を持っていないといけないです」
出典:www.mhlw.go.jp
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「梅毒トレポネーマ」と呼ばれる細菌に感染して起こる性感染症「梅毒」。かつてはめったに診断することがない“幽霊病”とも呼ばれていましたが、今は感染者数が過去最多を更新しています。専門家は、風俗で働いている方に限らず、いろんなところで感染が起きてしまう状況で「いい加減止めないと大変なことになる」と警鐘を鳴らしています。しかも女性がこの10年間に23倍にも増えているのです。組織を破壊し、最悪、鼻が欠けてしまうこともあるという…