1. 2024/03/21(木) 19:16:54
無料期間を越えると、自費。9価ワクチンは3回で約10万円かかる。ただ、性交渉の有無を問わず、45歳までの年齢層ではHPVワクチンの有効性が認められているので、自費でも検討する価値はある。接種回数は、15歳以上は前述の通り、15歳未満で接種し始めた場合、2回となる。
■男性の接種費用を助成する自治体も
HPVワクチンに対し、親が「危なそうだから」「まだ早いから」と反対するケースもあるという。子供の健康を考えて、親も正しい知識を。
なお、子宮頚がん予防においては、HPVワクチンと子宮頚がん検診の両方が必要。子宮頚がん検診の受診率は高くなく、また子宮頚がんは早期発見でも将来の妊娠時の流産や早産のリスクが高まる。異形成という、現在はがんではないがこの先はわからない、という段階で見つかった場合は、3~6カ月ごとの定期検診が必要となる。
+109
-205
WHOも「安全上の問題はない」としており、2022年4月から積極的勧奨が再開されたが、諸外国のような接種率には至っていない。 公費(=無料)で接種できるのは12歳から16歳。この年齢以外は自費(数万円)となるが、誕生日が1997年4月2日から2007年4月1日までの女性は、2025年3月末まで無料で接種できる。 「積極的勧奨の差し控えで接種機会を逃していたためです。15歳以上で9価ワクチンを接種する場合、3回という決められた回数の接種を終えるまで最短で6カ月かかります。無料接種を考えているなら、今年9月までに1回目を打たなくてはなりません」