1. 2024/03/17(日) 16:18:35
ズバリ忖度がないのか聞いてみた。すると舞台裏にはリスクを背負っても出演する企業にうれしいメリットがあった。
「現場はガチでやっています。我々も料理人が合格、不合格のどちらの札を上げるのか全く分かりません。あと、各商品の判定後、料理人が、食べた感想や合格、不合格の理由をきちんと伝えるため、実は1商品に30分はかけて撮影しています。そこでの話は商品の品質アップにつながっているそうです。全10商品、同じように時間をかけて判定理由を伝えるので撮影にトータル6時間近くかけています」
(中略)
企業の反応はどうだろう。
「『合格』『不合格』に限らず放送後の反響はとても大きいと報告を受けることがあります。不合格とされた商品の開発担当者はその時こそ落ち込む姿を目にしますが、それをバネに商品の改善、新たな開発に取り組んでいらっしゃるそうです。また、不合格に対して、社長が『俺の責任だから』と社員をかばう企業や、不合格商品をどう修正するかを話し合い、不合格の判定をプラスに考える前向きな会社もあり、あらためてリベンジしたいと参加してくださる企業が増えているのかなと思います」
放送では分からない舞台裏の様子も明かしてくれた。
「収録後、カメラが回っていない所で不合格になった商品に対し、料理人が不合格を受けて落ち込む開発担当者に歩み寄り、テレビでは控えていた専門的なワードを使って、より具体的にアドバイスをしている光景を見かけます。一見その場での立ち話にも見えますが料理人は、担当者によりよいモノを開発してほしいという思いがあり、放送では伝えきれないことを個人的に伝えている姿はジャッジ企画をやっていて良かったなと感じます」
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厳しい評価を受けるリスクはあるが、参加を希望する企業や店は増えているという。なぜなのか。