1. 2024/03/15(金) 13:30:40
「ワクチン接種や自然感染をせず、免疫を持っていなければ、ほぼ100%感染します」
そのワクチンも、2000年4月2日以降に生まれた人は2回接種をしている可能性が高いが、1972年9月30日以前に生まれた、今年52歳以上となる人は、1回もワクチン接種をしていない可能性が高い世代だ。また1972年10月1日から2000年4月1日までに生まれた人は1回接種の世代となる。
「多くが自然感染しているはずですが、免疫を持っていない、また十分でない人は要注意です」
(中略)
また、国立感染症研究所の資料によると、約30%の患者が合併症を発症するという。その半数を占めるのが肺炎。
「肺炎は高齢者の場合、死亡することもあります。脳炎を起こせば、錯乱したり意識レベルが低下したり、最悪、死に至ります」
1千例に1人は脳炎を起こすといわれている。
さらに、患者10万人に1人の割合で起こる亜急性硬化性全脳炎は、はしかに感染して7〜10年ほどで発症する中枢神経疾患。
「治療薬はなく、発症後は知能障害や運動障害が進行し、数カ月から数年で死亡します」
(中略)
「過去2回のワクチン接種や感染歴がわからない人は、抗体検査やワクチン接種を検討しましょう。
自費の場合、抗体検査は5千〜8千円ほど、ワクチン接種は1回あたり9千円〜1万1千円ほどです」
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はしかは集団の95%に免疫がなければ流行してしまう危険性があり、本来2回受けるワクチン接種率のわずかな低下でも影響が出る可能性があります。...