1. 2024/03/09(土) 15:23:51
1.地震に強い場所か
まずは購入希望地域のハザードマップ等でがけ崩れ、土砂災害、津波の被害の有無などを確認します。また、周辺に木密地域(木造住宅密集地域)はないか、倒壊しそうな建物が周りにないかなども確認し、広域避難所までの距離と道中の様子も実際に歩いてみることもお勧めします。さらに、学校や公園が近くにあるか、道幅は広いか、無電柱化が進んでいるかなどもチェック項目に加えたいところです。
地盤が気になる方は、役所などで過去の調査結果を確認しましょう。家を建てたい地域の大まかな地盤について知ることができます。実際に家を建てる場合は、建物の重量で地盤の補強が変わりますが、階数が増えれば重量も増し、元の地盤が弱い土地だと杭をたくさん打つなどの補強が必要となってきます。
2.地震に強い建物か
住宅品質確保法で制定されたのが「耐震等級」で、地震に対する建物の強度を表す指標で、建物の耐震性に応じて3つのランクに分けられています。
耐震等級3は耐震等級の中でも最高ランク。耐震等級1と比較した場合に1.5倍の耐震性があり、震度6~7の地震にも耐えられます。その後、一部の軽微な修繕のみで暮らせることを想定しており、災害時の救護活動の拠点となる消防署・警察署などの建物はこの基準です。
近年は耐震等級3を標準レベルとして設計をするメーカーが増えています。
耐震性とともに確認したいのが、耐火性で「延焼のしにくさ」を等級で表しています。
■地震に備える「住宅購入費用の考え方」
出典:gentosha-go.com
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