1. 2024/03/06(水) 11:56:01
【新たな映像に映っていたのは…】
それからおよそ3時間20分後の午前2時ごろ。エレベーターから降りてきたのは瑠奈容疑者です。男性の姿はなく、バッグのようなものを載せたトランクを押し1人でホテルを出ようとします。そのとき、別な客がホテルに入ってきました。客に背中を向ける瑠奈容疑者。外に出るそぶりをみせますが、もう一度中に戻り、別な出口の方向へ向かい姿を消しました。この防犯カメラの映像で印象に残るのは瑠奈容疑者の服装です。入ってきた時とは異なり全身に黒い布のようなものをまとっています。そして背中が異様に膨らんでいるように見えます。頭部のない遺体が発見されたのは瑠奈容疑者がホテルを出てから半日後。このとき、瑠奈容疑者は男性の頭部を運んでいたのでしょうか。
【事件の影響は今も】
ホテルの従業員は浴室の曇りガラスに、肌色で人のようなシルエットが見えたと話しています。事件当初、浴室の床には血痕が残されていたため、特殊清掃や工事などの対応に追われました。近く部屋の提供を再開する方針ですが、事件の反響はすさまじくホテルには連日多くの野次馬が集まり、嫌がらせのような電話もあったということです。
■ホテルの施設管理者「まずホテルをご利用される以外の目的でホテル内に入ってくる方がいるのではないか」「従業員やお客様を撮影したものを例えばSNSに上げる」「そういったことをされるのは一番懸念すること。絶対やめていただきたい」
鑑定留置の結果、つまり刑事責任能力があるのか、ないのかという結果によって、検察は起訴するのか、不起訴とするのか、勾留期限を迎える6日までに判断します。
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去年7月、札幌・すすきののホテルで起きた頭部切断殺人事件。起訴か、不起訴か、逮捕された親子3人についての検察の判断が、まもなく出る見込みです。