1. 2024/03/05(火) 21:15:46
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【専門家警鐘】「次のステージに入っている」千葉県東方沖で相次ぐ地震 大地震に繋がるリスクも…「バーンといってしまうと巨大地震に」メカニズムと今後の可能性を解説|YTV NEWS NNN
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2月27日から、千葉県付近を震源とする地震が1週間で30回以上観測されました。地震調査委員会は今後も“震度5弱”程度の強い揺れに注意するよう呼びかけています。首都直下型地震など巨大地震への影響はあるのでしょうか?地震学者の京都大学・梅田康弘名誉教授の解説です。
Q.今回の千葉東方沖地震は、首都直下地震を誘発するものでしょうか?
(梅田名誉教授)
「ちょっと難しいんですが、『千葉県東方沖』は海なので、首都直下からは外れています。ですが、3月2日に千葉県南東部のちょっと離れたところの陸地でマグニチュード5.0地震が起きました。これは直下地震に入るんです。地震を誘発したのが“ゆっくりすべり”の周辺だけに止まっていれば良いのですが、離れたところに誘発し始めると直下型地震に繋がる恐れがあります」
Q.今回の「千葉県東方沖地震」と「関東大震災」は同じ「相模トラフ」で起きていると思って良いのですか?
(梅田名誉教授)
「そうです。相模トラフのほんの一部です。しかし、関東大震災は今から100年前に起こっていますので、あんな巨大地震は近々では起こらないだろうと我々はみています」
2月26日、愛媛で最大震度4の地震。また3月2日、宮崎で最大震度4の地震がありました。
Q.愛媛や宮崎の地震は南海トラフ地震につながるのでしょうか?
(梅田名誉教授)
「九州と四国の間の豊後水道でも“ゆっくりすべり”がずっと起こっています。そういうものが起こって、南海トラフ地震もだんだん近づいています。愛媛の地震も宮崎の地震もそれに関連して起こっているんです」
Q.今日本は地震の活動期なんですか?
(梅田名誉教授)
「そうです。活動期です。南海トラフ地震が起こって70年ほど過ぎていますので、次のステージに入っています。ですから西日本でも地震活動が活発になっています」
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