1. 2024/02/25(日) 14:13:54
「子どもと接する時間。土曜日や日曜日に子供たちと接したいけれども、PTAの活動で接する時間がなくなっていく。これはもう、本末転倒なのかなって私は思いますよ、正直」
このように話すのは、鳥取県西伯郡大山町の大山小学校でPTA会長を務める赤松さん。
2024年度から、西伯郡では初めて、郡の小学校単位のPTAで構成される「西伯郡小学校PTA連合会」から退会することを決めました。
出典:newsdig.ismcdn.jp
PTA会員の負担軽減です。
郡のPTA連合会に所属していることによって、年に何度か開催されるPTA連合会や鳥取県PTA協議会の研修会への参加が求められるとのこと。
そのための資料作りに費やす時間も膨大で、PTA役員の負担になっているといいます。
「(連合会や協議会の)各研修会ですとか、状況によっては、各学校の魅力PR的な、そういった講習会、講演会なども開いていかないといけないです。そうなってくると、そのための資料作りなどが、各学校の役員さんの相当な負担になっているところです」
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日本PTA全国協議会によりますと、2020年度からの3年間で、全国で約800の学校が日本PTA全国協議会から退会しているということです。
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子どもたちの健やかな成長のために、小学校の保護者や教員などで構成される任意団体「PTA」。小学校単位や県単位などで構成される連合会や協議会が存在しますが、学校単位のPTAが上部組織から退会する動きが進んで…