1. 2024/02/22(木) 16:43:08
■2世タレントたちの現在地
デビューと同時に、実力で納得させられる2世は少ない。
親とは分野が違うパターンもうまくいきやすい、と語るのは芸能ウォッチャーの相沢ここさん。
「例えば、THE BOOMの宮沢和史さんを父に持つ宮沢氷魚さんは俳優業で花開いた。ダウンタウンの浜田雅功さんの長男でハマ・オカモトさんはミュージシャンとして成功。指揮者の小澤征爾さんの長男・小澤征悦さんは俳優デビューし、叩かれることなく活躍中です。ジャンルが違うと親の力を借りているように見えないという側面はあると思います」
2世に生まれたことが足かせになっている場合も。
「その後売れた人たちは親が芸能人だという色眼鏡が逆に苦しかったでしょうね。今『ブギウギ』のヒロインを務める趣里さんは実力が評価されていたにもかかわらず、水谷豊さん・伊藤蘭さんの娘という世間からの目が邪魔をしてブレイクまでに10年以上かかってしまいました。
明石家さんまさんと大竹しのぶさんの長女・IMALUさんも“こんな名前に生まれたくなかった”と歌っていましたが、今は親が有名じゃなかったら自分はデビューできていない、と受け入れているようです」
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「2世芸能人はまず存在そのものがニュースになります。本人がインスタグラムを投稿しただけでメディアも記事にする。人気にかかわらず“どんな顔か見たい”と思う人が多いのは事実で、閲覧数を稼げるからです。そのため、どうでもいいと思われる記事がたくさん出るという仕組み。本人に罪はないのですが読者からすれば“楽してデビューしてずるい”という感覚にもなる」(スポーツ紙記者、以下同)