1. 2024/02/19(月) 12:11:45
「子どもに対し、信頼されている、好かれていると思ってしまっていて、気持ちを考えず、加害行為しても近づいてくれる子どもに対し、間違った都合のいい解釈で、大丈夫だろうと……判断し、間違いを犯しました」(被告人質問での発言)
こう被告人質問で語る被告人。被害児童らに対しては「人懐っこく、初めから近くに来てくれたことから、好かれてるという思いを持ち、手を出すように……」と、信頼されていたゆえの勘違いであるという理解し難い理屈を述べる。
(中略)
起訴されている事件についての被害児童は5名だが、被告人はそれ以前から、勤務していた小学校で男児に対して同様の行為も繰り返してきた。検察官が切り込む。
検察官「一連の事件よりももっと前に小学生男子を相手に性的な行為をしたことがありましたか?」
被告人「それよりも2年前……」
検察官「他にも何人くらい?」
被告人「7〜8人いたと思います」
検察官「あなたが高校生のころにもありませんでしたか?」
被告人「……その頃は、弟にしてしまったことあります」
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現在、東京地裁立川支部で開かれている強制わいせつ、強制性交等、児童ポルノ禁止法違反の裁判。被害男児らのプライバシーのためか被告人名は秘匿され、開廷表にも氏名は掲載されていない。勤務していた小学校の名も伏せられている。被害に遭った男児が校長先生に相談したのち、被告人は懲戒免職になったというが、都の教育委員会ホームページにも公表されていない。 40代とおぼしき被告人は、2件の強制性交等罪、15件の強制わいせつ罪、そして49件の児童ポルノ禁止法違反で起訴されている。