1. 2024/02/08(木) 16:31:28
主な対象商品は、哺乳瓶を始め、乳首、さく乳機、母乳関連用品、ベビー洗浄消毒用品、ベビードリンクボトル、乳歯ケア用品、おしゃぶり、歯固め、ベビーヘルスケア関連用品、調理器具・食器食具、ヘルスケア介護食具など多岐にわたります。商品の仕様や素材に変更がない場合も、すべての商品で電子レンジ除菌は「不可」となり、文字通り、大きな転換を図りました。
一方で、これまでに発売した電子レンジ除菌「可」の商品は、引き続き、電子レンジ除菌が可能だとも付け加えています。
(中略)
同社が除菌方法を変更したのは一般社団法人日本電機工業会の発表に基づきます。
「2022年の11月に電気産業に関わる企業と団体から構成される日本電機工業会で調理以外の目的で使用しない旨の注意喚起がホームページで啓発されたことがきっかけとなり、社内でこの件の検討を始めております」と、ピジョンの担当者は話します。
日本電機工業会の公式サイトでは、電子レンジの使用について、発火や破裂、やけどの原因となることから「調理以外の目的に使用しない」と明記。そして調理以外の使用例として、「哺乳瓶の消毒」を挙げています。
ピジョンによると、過去まれに哺乳瓶の変形などの報告事例はあったと言います。ただ、原因は商品の誤使用で、安全性に問題はないとの認識を示しています。
「お申し出を確認させていただきますと、例えば電子レンジの使用ワット数や使用時間の誤使用が理由となっているケースがほとんどでした。再現性の試験のようなこともやりますけれども、正しく取り扱っていただければ問題なく使用いただけることが分かっておりましたので、今回も表示は変えさせていただいておりますが、もし(従来商品を)使っている方がいらっしゃっいましたら、正しく使っている分には大丈夫ですよというのが弊社のアナウンスになっております」
説明書通りの使用を訴えてきましたが、誤使用を否定できないことから、リスク排除のため、除菌方法を改めることになったとしています。
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ベビー用品メーカー大手のピジョン株式会社が哺乳瓶などの消毒・除菌方法の変更を発表したことが議論を呼んでいます。約25年にわたり、電子レンジの使用を認めてきましたが、今後は商品パッケージに記載している表示を「レンジ不可(×)」に変更するという...