1. 2024/01/30(火) 15:45:35
■自分の理解できたことだけを切り取る人
かつて部下たちにコンサルティングに関する今後の会社の方針について説明したときのことです。
「中小企業は、財務体質が強くないので、いきなり高額なコンサルティングを契約することができない。よって中小の新規客に“コンサル”を最初に売り込むのは難しい。でもそういうときは“入口商材”として研修が有効だとわかってきた。だから今後、研修事業に力を入れる」
と説明すると、こんな質問が飛んできたのです。
「研修に力を入れるということはコンサルティングはもうやらないのでしょうか?」
出典:contents.oricon.co.jp
「どう解釈をすると、今の話が“コンサルティングはやらない”となるのですか?」
「今後、研修事業に力を入れる、と言ったので」
私は、「言ってもいないことを勝手に想像しないでください」とツッコみたくなるのを我慢して「研修はあくまで入口で、最終的な目的はコンサルティングを契約していただくことです。コンサルティングをやめるはずがありません」と説明しました。
社会に出て、経営者や管理厳が愚痴をこぼす、“話を聞けない人”は、話を聞こうとしない人ではありません。話を聞いているのに、聞けない人です。彼らは「自分の認識できたこと」だけ切り取って、話を聞いているのです。
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人の話が聞けない人の特徴 「そんなこと一言も言ってない…」不思議な解釈にあ然 | ORICON NEWS