1. 2024/01/24(水) 15:59:54
■現役の子育て世帯の6割が「生活が苦しい」…将来にも希望を見出せず
――将来が不安なら、早いうちから備えたらいいじゃない
そのとおりですが、そういうワケにはいきません。 老後の生活に備えた取り組みについて「実施している」または「実施の意向がある」と回答した人は90%でしたが、実際に「備えをしている」は3割。「備えをしたいが何もしていない」が6割でした。つまり老後の備えの必要性を感じつつも、準備をスタートできない人が半数にも及ぶのです。
少子高齢化が進み、将来、年金受給額は現在の水準を保てず、年金が2割減は確実といわれています。そのため「自助努力」が推奨され、新NISA制度もスタート。貯蓄から投資へと促しています。
しかし、資産形成を始めたくても始められない、暮らしていくだけで精一杯という人たちが半数を占める現状。老後に希望をもてなくても、当然なのかもしれません。
皆さん、将来や老後のためにどんな備えしてますか?
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老後に希望をもてないのは、とにかく老後が不安だから。8割を超える人が「老後に不安を感じる」と回答しています。不安の内容として最も多いのが「生活費や年金などのお金」で82%。「体力や怪我、病気などの健康」69%、「自分自身の介護」52%、「認知症」51%と続きます。 年を重ねていくにつれて身体の機能は衰え、健康不安が増えていくもの。しかしそれよりも、なによりも「お金のことがとにかく心配」というのが、ほとんどの人が抱えている不安です。