1. 2024/01/23(火) 09:11:45
「日本語が上手な外国人は各業界で取り合いです。弊社では、来日したばかりで日本語が全く喋れない人にも仕事の内容をわかってもらえるようにアプリを多言語化しました。
現在、30か国、約120人の外国の方に働いてもらっています。でも、アプリが30か国語に対応しているわけではありません。というのも、アフリカの方はだいたい英語かフランス語が使えるし、南米の方はポルトガル語かスペイン語が使えます」(田島氏)
中国語、韓国語、英語、スペイン語など数か国語へ対応することで、ほぼ全ての外国人がオタスケクルーを使えるかたちになるのだという。同社では外国人スタッフのための寮も用意する。来日したての人には銀行口座の開設もサポートする。また、一人ひとりにポケット型のWi-Fiの貸し出しも行なっている。
「現代社会では、衣・食・住・通信が整わないと生活することができません。そうしたことを丁寧にサポートすることで、口コミが広がり、“日本に行ったらハステックがあるぞ”とばかりに、来日してすぐに弊社を訪ねてくれる人も増えています」
+35
-91
各業界で人手不足が叫ばれている。人口減少と高齢化の進展が見込まれ、労働力人口・就業者数は毎年50万人規模で減少していくとする推計もある。働き手としての外国人に期待する声もあるが、言語・文化の異なる外国人の雇用は容易ではない。 そうしたなか、専用のアプリをゼロから作成し、外国籍スタッフを多数活用することに成功した清掃業者「ハステック」