1. 2024/01/14(日) 08:50:18
アクシデントに見舞われたライバルのために手を貸した。スロベニア勢の機材が本戦前に行われた予選に間に合わなかった。今季W杯個人総合首位に立つニカ・プレブツ(18=スロベニア)が予選に出場できるよう、高梨は自身のスキー板を貸した。同じメーカー「スラットナー社」のスキー板を使用していることでスロベニアチームから打診があり、快諾した。「一緒に飛ぶ仲間だと思っている。みんなお互いをリスペクトしているからこそ、困った時はできる限りのことを尽くして飛んでもらいたい」。
ブーツのサイズが違い、固定する金具の位置を変える必要があったが、日本チームで新しい穴をスキー板に開けて調整。「各国助け合い」とうなずいた。
+168
-3
高梨沙羅(27=クラレ)が合計190・1点で今季自己最高4位に入った。