1. 2024/01/13(土) 00:25:21
牛乳がご飯と合わないのはわかっています…それでも私たちが「給食に牛乳」をかたくなに続けている理由 そもそも摂取基準が「牛乳ありき」になっている | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
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なぜ給食の飲み物は牛乳なのか。管理栄養士の松丸奨さんは「文部科学省が定める『学校給食摂取基準』のカルシウム基準値を満たすためには、どうしても牛乳を添える必要がある」という――。(第2回)
私たち栄養士も、和食と牛乳が合わないのはわかっています。しかし「学校給食摂取基準」のカルシウム値、「学校給食の標準食品構成表」で規定される牛乳の必要量、どちらも飲用牛乳がなくては達成できないのです。
「栄養価を満たすためなら、ほかの食材でカルシウムを摂ればいいのでは?」と思われるかもしれません。しかし栄養計算をしてみると、たとえば小松菜なら毎日1束ぶんを食べなくては足りません。ちりめんじゃこなら1パックです。
小松菜を一人に1束では予算がパンクしますし、ちりめんじゃこ1パックでは、タンパク質や塩分が一瞬で基準値をオーバーします。そもそもそんなに食べられないでしょう。どうやっても牛乳がなくては成立しない、牛乳ありきの摂取基準になっているのです。
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出典:president.ismcdn.jp