1. 2024/01/03(水) 00:39:58
「私がいない日に家にやってきて、料理を作られるのも本当は嫌なんですが、お義母さんからとくに何かを言われることもないし、我慢できる範囲かなと思っていました。でもこの前、私が不在のときに家に来て『いつも卵焼きに白いお砂糖を使っているみたいだから、良かったら使ってみてね』というメモと一緒に、シロップの甘味料を置いていったんです」
義母が置いていったシロップに関して、翔太さんは「良かったね」とひと言。ゆう子さんの気持ちに気づかないどころか、「今度からそれ使って卵焼き作ってよ!」と言ってきたそうです。
親離れできていない夫と世話を焼きすぎる義母とは、これからどうやって向き合っていけばいいのか、夫婦カウンセラーの原嶋さんにアドバイスしていただきました。原嶋さんによると、ゆう子さんがまずやるべきことは、“怒り”の原因を1つに絞ることだといいます。
ゆう子さんを悩ませているのが夫だった場合は、まずは夫と会話を持つことが大切です。離婚を考えていないのであれば、根気強さが必要になります。少しでも解決に近づけるためには、どのようにアプローチすればいいのでしょうか。
「一度にいろいろなことを伝えると『面倒くさい』『うるさい』と一蹴する人もいます。もし夫がそういうタイプでも、そこで諦めずにひとつずつ、改善してほしい点を伝えていきましょう。たとえば、『料理について言いたいことがあるなら、私に直接言ってほしい』や、『子どもが生まれたときにも不安が残るので、きちんと家事を負担してほしい』など。このような感じで誠意をもって伝えてみてください。そうすればきっと、理解してくれるはずです。親子の絆は本人たちにしかわからないものですから、『私が妻なんだから!』とお義母との関係を断ち切るのではなく、寄り添って理解してあげることが大切ですよ」
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義母の“お土産”に頭を悩ませているのは、神奈川県在住の富島ゆう子さん(仮名・40歳)。都内の広告代理店に勤めています。夫の翔太さん(仮名・40歳)とは友人の紹介で出会い、結婚。共働きのふたりはお金を出し合ってマンションを購入し、共同生活を始めて2年目になります。