1. 2023/12/12(火) 16:06:37
そして結婚という選択肢が現実味を帯びてきたころ、立花はきっぱりと宣言した。
「結婚しても仕事をやめるつもりはないし、『献身的に尽くす妻』みたいなことはできないから。毎日何品もご飯を作るとか、私はしないからね」
立花が求めたのは、お互いが自立した夫婦のあり方だった。「支え合うというよりも、そっちが頑張っているならこっちも頑張ろう、と思えるような関係がいい」――なぜ、そういった考えに至ったのか。
「たとえば食事ひとつとっても、お互いの好き嫌いもあるし、遠征も多いですし、すべてをサポートすることはできない。あと、私自身も声の仕事をしていて、人前に立ってパフォーマンスをすることもあるので、基本的に自分の身体のことは自分で管理したいタイプなんです。アスリートならなおさら、何をどう食べたら調子がいいとか、身体が軽いとか重いとか、自分自身で理解できているのが彼にとっても一番いいのかな、と。もちろん私が料理をすることもありますし、『野菜も食べな! 』くらいは言っていますけど(笑)」
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■「伴走者」のような関係性
かつてプロ野球選手の妻という存在は、良妻賢母や内助の功といった前時代的な“いい話”の題材になることが多かった(あるいは、今もそうなのかもしれない)。だが、そういった類型は、少なくともこのふたりには当てはまらないようだ。
かといって、いわゆる“かかあ天下”というわけでもない。「もし成績が上がったとしても、それは私の手柄ではなくて、彼自身の努力や球団の方のサポートの成果」だと語る立花
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