1. 2023/12/09(土) 23:42:22
仮に美良生くんの出産の際にNIPT(新型出生前診断)を受けて、陽性の判定がくだされた場合、どのような選択をしていたのだろうか。
「そのような状況に置かれたら、私は、“さよなら”をしていたと思います。上の子の子育てをこじらせた経験があるので、定型発達の子どもでも大変だったのに、障害がある子どもが生まれる可能性が高いと言われるわけですから。私にはとても育てられないって考えたはずです」
「NIPTの存在そのものが、果たして本当に誰かを幸せにするための検査なのかなって疑問に思っています。初めこそ不安だらけだったとはいえ、いま次男がいない生活なんて考えられません。それは生まれて、一緒に日々過ごすことでしかわからなかったことです。なので、言葉は悪いですが、(出産前に障害が)バレなくて良かったと思ってるのも事実です。この検査の本来の目的は、どのような特徴を持った子が生まれてくるかを事前に知ることで、親が備えることができるようにするためだと思うんです。でも、現状、この子は大丈夫という保険が欲しいというような本来の目的と違った形で使われてしまっている気がします。だから、事前におなかの子の様子を医療や技術で明らかにすることに力を注ぐよりも、どんな子が生まれてきても大丈夫、と親が思えるように、生まれた後のケアを手厚くする体制を充実させてほしいと思っています」
出典:aeradot.ismcdn.jp
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ダウン症の子ども、美良生(みらい)くんを育てる俳優の奥山佳恵さん(49)。